病院・薬局にお勤めの方だけでなく、スーパーや小売業でバイト経験のある方にも当たり前の機械かもしれないEOS(Electronic Ordering System)。
写真の小さな機械でバーコードを読み取り発注数量と発注先を入力し、電話回線に繋いでスイッチポンで発注完了となる便利な機械だ。
当薬局で取引しているメイン4卸(a社・A社・Y社・K社)のうちのK社が無料で貸してくれている。
1年ほど前に、
EOS発注にすると発注ミスや手間が減ります!という謳い文句で各社が売り込みに来たが、おおよそ2000~3000円/月の端末使用料が必要だった。
当初、K社の営業担当は真面目な方で、取引額も多かったK社だけが「これだけ取引してくれているのだから・・・」ということでEOS端末を無料で貸して貰えたのだが、半年ほど前にK社の担当が変わるやいなや取引額は激減した。
確かに発注業務は楽になり各社からの出庫作業は間違いが無くなったようだが、K社においてのみ
「発注した薬が届いてない!」なんて事態が増加した。
いくら機械で発注がかけられて、商品出しのミスが減るからと言っても、商品出し→
営業担当→店舗で人為的ミスがおこるので意味のないアピールになっていることに気付いていないようだ。
いくら機械やシステムが良くなっても、最後はやはり人間の力がモノを言う。
新営業担当の使え無さが原因なので、K社には気が引けるがそのままの条件(無料)で使い続けている。
バカとハサミは使いようなのだが、ミラクルバカと錆びたハサミは使いようが無いんだなあ・・・これが(笑